なで肩をほめられたことがある。
成人式の着付けをしてくれた、戻す前のとろろ昆布の固まりをいくつか重ねて頭に置いた風な美容室のオバちゃんだった。
オバちゃんはずけずけと私の体のここかしこに文句をつけた後にストンとした狭い肩をほめてくれた。
「よかったねえ」、と。
当時私はまかないの豪華な店で働いていたにもかかわらずガリガリで、それがオバちゃんには気に食わんかったようだ。タオルやら、新聞紙やらいーっぱい詰め物をしてなんとか…という仕上がりだった。
そういえば猫というのは舌、背、額と体の部位をとっては比喩に使われるが、猫肩というのは聞かない。
私が聞かないだけで、巷にはあるのだろうか。
だって、あのなで肩っぷりといったら。。。
私なんか足元にも及ばん。
そいでもあの80年代流行ったなめ猫たちは、ガッツリ肩
坐骨神經痛の張った学ランを着とった →訂正もちろん着せられとった。
ま、そんな時代だったのかもしれん。
男も女もヤッさんもOLも肩パット入れまくっとったわ、あの頃(笑)
十年もたつと、恥ず〜い思いで当時の写真の中のピースなんかしてる自分と再会することになる。。。とわかっていてもやめられない流行の後追い。。。
こないだ日本のテレビ動画に足の美しい女性がこんな格好
面霜で出ているのを見て目を疑った。